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「あはは…なんですかね?
さっきまで寝ていたんですが寝たら頭痛いし…
起きたら…。」
そう言って白髪をくしゃくしゃとかいて苦笑い。
今にも眠そうに…。
「医師に診てもらったら?」
「いいですよ。ちょっとした事ですし」
そう言って座る。
「おい。モヤシ。」
向こうから花火を飛ばす長い黒髪の男。
アレンは長い黒髪の男に
「モヤシじゃないって言ってるでしょう?
あっそっか。神田は馬鹿だからそんな事言うんですね。」という。
「いい度胸だ。抜け!その白髪。
爺どもに売ってやる。」
「はぁ……黒髪の方が高く売れるんじゃないですか?」
「脳天に一本だけ残してやるよ。」
「河童みたいにしてやりますよ。」
「………いい加減にしなさい!!!!」
リナリーは食堂に響く程大きな声で怒鳴った。
アレンと黒髪の男―神田はきょとんと口を開ける。
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