鳳凰騎士団 真の平和を求めて

出会い

(｀･ω･´)「…………」

不快感に満ちたまま、シャキン＝ユーマは眠りから覚めた。

窓の外を見ると、もう夜明けなのだろう。山の向こうから太陽が顏を覗かせている。

(｀-ω-´)「はぁ…………」

深いため息。

当然だ。来てほしくない日が来てしまったのだから。

(｀･ω･´)「………遂に、この日か」

今日をもって、自分は自分のものではなくなる。

全てを、カースト家に捧げる日。