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どうして彼がまた、私のもとに帰ってきたのか
その時の私には見当もつかなかったが、私はただただ嬉しかった。
彼とまた、恋人らしいメールのやりとりをして。
2ヶ月間、片思いをしたかいがあった。
思えば…
片思いなんて、はじめてだったな。
二度目のデートをした。
場所は
ラブホテル。
普通なら、ヤリ目だと思い、断ることだろうが
私はそれでも…よかったんだ。
私の体で
彼の心を、一瞬でも奪えるのであれば、こんな体…あげてもかまわなかった。
こんな体で
彼に、触れられるなら。
久々にあった彼は、変わらなかった。
変わらず、タバコの匂いがした。
そしてホテルに向かい
私は、
また、あの味を味わうことができたんだ。
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