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しかし、その次の日。
彼からの連絡が途絶えた。
なんで?
私が何かしたんだろうか?
嫌われたのだろうか?
私は不安になり
メールをし続けた。
しつこいほどに。
そしてやっと、彼から連絡が来た。
「お前なんか、嫌いだ。」
全身に鳥肌が立ち。
息ができないほど、胸が締め付けられた。
私が何をしたのか。
メールがしつこかったのか。
なぜ…。
ねぇ…どうして…。
どうして
こんなにも、
胸が苦しいのか。
そこで私は気が付いた。
あぁそうか。
私は…ふられたことがないからか。
彼からまた連絡が来たのは、その次の日だったと思う。
「昨日はごめん、友達に戻ろう。」
嫌いという言葉はここで、なくなったのかもしれないが、
もぅ
¨恋人¨ではない。
もぅ
あの苦い味は味わえない。
私の胸の痛みは消えなかった。
私は、なぜだろう。
彼を、諦めれなかった。
相手から¨愛¨がなくなった瞬間、私からも¨愛¨が消えるはずなのに。
どうして。
どうして。
消えない。
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