6人が本棚に入れています
本棚に追加
「ご飯爆弾!!」
おベントさんは自身の腹部辺りのご飯を鷲掴みにしユウヤに向かって投げる。
ユウヤはご飯爆弾を回避しつつおベントさんとの間を詰める。
DOGaaaaan!!!!
「んっ!!!!」
後方に聞こえた爆発音に怯むユウヤ。
「本物の爆弾か。食らったら洒落にならないな」
続けて投げられたご飯爆弾も巧みにかわし、おベントさんにハイキックを二発決める。
「ぐぉっ!!!」
態勢の崩れるおベントさん。
そこを逃すまいと、ユウヤは腹部目がけて蹴りを繰り出す。
「おい・・・」
直前でユウヤの蹴りは、おベントさんの右腕に遮られる。
「貴様今、おれの梅干しに手を出そうとしたな?」
「そ・・・それがどうした?」
雰囲気の変わったおベントさんにたじろくユウヤ。
「おれの梅干しに手を出すんじゃねぇぇぇぇ!!!!!!米粒吹雪!!!!!」
「ぐわぁっ!!!」
突然の攻撃に受け身も取れず吹き飛ばされるユウヤ。
「フフン。おとなしく日の丸食ってろよ」
倒れるユウヤを背にし、おベントさんは去っていく。
最初のコメントを投稿しよう!