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映像が切り替わった。
切り替わった映像にはたくさんの同じ服を着た人が映っていた。
「何だこいつらは?」
マグマラシが言った。
「ここシンオウ地方にいる悪の組織『ギンガ団』だ。」
「ギンガ団?」
「そう。君達がかつて戦った『ロケット団』に相当する組織だよ。」
ナオキの言った事にガーディアン・トライスが返答した。
「さっき僕が言った神と呼ばれるポケモンを狙っているんだ。」
「何のためにだ?また世界征服とかなんかのためか?」とマグマラシが言った。
「伝説のポケモンを狙うだけにそういう可能性はあるね。」
ガーディアン・トライスはマグマラシに言った。
「でも、詳しい目的はまだわかっていないんだ。まだ活動を始めてそんなに経ってないからね。」
ガーディアン・トライスは理由があるとはいえ、少々気まずそうに言った。
「少なくともわかっているのは彼らはシンオウ地方の人達を苦しめているという事だ。」
ガーディアン・グラールが言った。
「私達が今まで仕入れた情報によると、これまでにトレーナーを襲ったり、ポケモンや金めの物になる物を略奪したり、下手すれば命を奪われかねない事をする時もあるそうよ。」
ガーディアン・エルマが続けて述べた。
「今回はかなりヤベーのが相手みたいだな。」
「そのようだね。」
彼らが6年前に戦ったロケット団は残党の集まりによって結成されたのに過ぎなかった。
今回はかなり巨大な組織である事は間違いないようである。
その時…
「おーい、待たせたな!」
「随分遅れちまったぜ。」
「話はどのくらい進みましたか?」
マグマラシ達が来た時にいなかった3人がようやく現れた。
来た順に、
炎の守護神ガーディアン・シール
闇の守護神ガーディアン・バオウ
水の守護神ガーディアン・ケースト
である。
ガーディアン・シールは流星の弓‐シール‐に導かれしガーディアン。ガーディアンの中で一番小回りがきく能力値を兼ね備えている。
獣のような姿をしているが、炎族である。
ガーディアン・バオウは破邪の大剣‐バオウ‐に導かれしガーディアンで、見た目は悪魔そのものだが、純粋な正義の心を持つ。
闇を悪だと絶対視してはいけない事が強調される。
ガーディアン・ケーストは静寂のロッド‐ケースト‐に導かれしガーディアン。
人魚の体をしていて、いろんなものから身を守る能力を持っている。
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