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「行こう、マグマラシ。」
「おう。」
マグマラシはそう言うと、ナオキと共にトライスの後を追いかけた。
ここは『聖地エレメンタル』という場所である。
ガーディアン達が住んでいる場所であり、マグマラシ達の本拠地でもある。
詳細についてはまたどこかで話す。
ここで言うよりも、これからの話を通して知るのが一番いいやり方だ。
マグマラシとナオキはその奥にある遺跡のような所へ入っていった。
そこには様々な武器が安置された台座があった。
台座はそれぞれ6つあり、そこに1つずつ武器が安置されている。
ナオキ達が来るとそこからガーディアン・トライスを含む様々なガーディアン達が現れた。
「久しぶりね、ナオキくんにマグマラシくん。元気そうでなによりだわ。」
そう述べたのは、風の守護神ガーディアン・エルマである。
『蝶の短剣‐エルマ‐』に導かれし守護神である。
「あの時と全く変わってないな。」
続いてそう述べたのは地の守護神ガーディアン・グラールである。
恐竜の姿をしていて、ガーディアン達の中で最も攻撃力が高い。
『重力の斧‐グラール‐』に導かれしガーディアンである。
「あれ?ケーストさんとシールさんとバオウさんは?」
「今から来るそうだから先に話を進めててほしいとの事だ。」
ガーディアン・グラールが返答した。
「ガーディアンって常に武器の中にいるわけじゃないんだな…。」とマグマラシが言った。
「『導く』だからそこに居座ってるわけじゃないんだろうね。」
ナオキはマグマラシの言った事に対する返答をした。
「それじゃあ始めようか。今回はロケット団の時よりもかなり大変な事みたいだからね。」
ガーディアン・トライスはそう言うと、早速本編から話を始めた。
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