ぷろろーぐ

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「あははっ!アンタら相変わらずだねー。」 「お、渚ちゃんじゃないの。今日も超可愛いよ……ッ!?」 「おだてても何も出ないよ?」 「な…渚、爽やかな笑顔で雷斗の足を踏む癖、直したほうがいいんじゃいかな」 この海部渚(ウミベナギサ)も一年の頃から同じクラスの1人。 入学早々俺のところにやってきては「可愛い」を連発するおかしな女だ。 「瑞樹ちゃん久しぶりー!今日も超可愛いよ♪」 「お前、雷斗と全然変わらないな」 渚や雷斗が俺の事を可愛いと言い続ける理由、それは 『ねぇちょっと、あそこの先輩超可愛くない!?』 『うわ!マジ可愛い!』 「瑞樹ぃ、モテモテだねぇ。」 「渚、いい加減にそういうのやめようか」 そう、俺の顔が誰が見ても可愛いと思えるほど超童顔女顔だからだ。
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