23人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ皆も自己紹介しましょうか~」
……今は考えないで置こう。
考えたって無駄よね。
「じゃあ~秋夢君からぁー、はいどうぞ」
先生がそう言うと、
1人の男の子が立ち上がり前に行く。
あ、前で自己紹介するんだね。
白い髪に深く赤い目。
オレンジの眼鏡が濃く光る。
服装は赤と黒をメインに使った服だ。
…真面目っ子っぽく見える。
男の子はゆっくり口を開いた。
「僕は……秋夢。
白兎の能力を持っている…。
……………アリス」
「え?…あ、何?」
秋夢は私が返事をするなり言った…。
「アリス…。好きだよ」
「………?…………………え」
最初のコメントを投稿しよう!