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どういう事かというと、死んだ後に人はどうなるのかを考えた時、多くの人はこの2つの説を挙げるだろう。
死後の世界に行く。
死んだ瞬間、無になる。
大体の人が死後の世界は天国か地獄かと思っているだろうから、この時点で死後幸せになる確率は2分の1。
苦しい現世から逃れようと身を捨てたというのに、一方は更に苦しまなくてはならない。
そして、無になるパターンだが、苦しい現世から逃れられたのだから幸せになれると"勘違い"されがちだ。
どういう事?
これ以上、苦しまなくても良いから幸せ何じゃ無いの?と思う方もいるかもしれない。
だが、よく考えて欲しい。
死んだ瞬間、無になるのだから、自分が楽になれた実感を得る事は出来ないとは思わないか?
例えば、飛び降り自殺をしたとして、最後の記憶は壮絶な痛み。
ほぼ即死の状態であるから、次の瞬間には自分の意識は完全に無くなっていて、自分が楽になれたかどうか何て解らない状況だ。
今まで苦しんできたのに最後の記憶は、文字通り死ぬほどの痛みである。
要するに死んだ瞬間、無になるパターンでも幸せになる事は出来ない訳だ。
だから、死後幸せになる確率は3分の1。
被害者が更に被害者になる確率の方が高い状況に陥る。
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