拳闘士デビュー☆

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司会者 「おーーー!!カゲロウ選手!! 大胆な発言ありがとうございます。 新生のルーキーは何処まで登り詰めることが出来るのでしょうか!!さあ、次の試合です!!」 予選なのにここまで盛り上がるとは…驚きでいっぱいです。そんなことを思いつつ、ようやく司会者から解放されたので足早に出口に向かった。 その後の試合も順調に勝ち進み本選の出場が決まった。 ちなみに本選は3日後なのだそうだ。 ??? 「ほう、こんな辺境でも面白そうな奴がいるじゃねえか」 フードの男はそう言った後、会場をあとにする。 陽炎 「………っ!?」 俺は振り向き、観客席の方を凝視する。 何か一瞬、只者ではない気配を感じたような……まさかな。 俺はそのまま宿屋に戻る事にした。
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