586人が本棚に入れています
本棚に追加
司会者
「おーーー!!カゲロウ選手!!
大胆な発言ありがとうございます。
新生のルーキーは何処まで登り詰めることが出来るのでしょうか!!さあ、次の試合です!!」
予選なのにここまで盛り上がるとは…驚きでいっぱいです。そんなことを思いつつ、ようやく司会者から解放されたので足早に出口に向かった。
その後の試合も順調に勝ち進み本選の出場が決まった。
ちなみに本選は3日後なのだそうだ。
???
「ほう、こんな辺境でも面白そうな奴がいるじゃねえか」
フードの男はそう言った後、会場をあとにする。
陽炎
「………っ!?」
俺は振り向き、観客席の方を凝視する。
何か一瞬、只者ではない気配を感じたような……まさかな。
俺はそのまま宿屋に戻る事にした。
最初のコメントを投稿しよう!