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亜人の少年は小さな声でそう言った。
亜人の少年
「あの…カゲロウ選手ですよね?サインください!!」
亜人の少年はそう言うと同時に色紙とペンを渡してきた。
いつの間に俺は有名人になったんだ?と思う。
陽炎
「…ああ、いいぞー」
俺はそれを受け取り、書き込む。
陽炎
「ほい、出来た」
亜人の少年
「ありがとうございます!!」
サインを書いた色紙を亜人の少年に渡して歩き出す。
次はお菓子を売ってる店に行こうかなーと考えているとさっきの少年と同じく、色紙とペンを持った人達が
「「「サインください」」」
と言ってきた。
陽炎
「うは、マジかよ」
それから小一時間ほどサインを書き続け、解放された時には使い古されたボロ雑巾と化していた。
陽炎
「あ…あれ?何故こうなった」
訳がわからない。何か疲れたので今日はこのまま帰ることにした。
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