プロローグ

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「ふむ……未成年の自殺はかなり引かれちまうかな……まあいいや3日くらい稼げれば今日の飯代くらいは賄えるからいいや」 「引かれる……?3日?飯代?」 さっぱりだ 何が引かれるのか? この死神の世界にも通貨制度が定められているのだろうか いやでもそしたら3日っていう言い方に疑問が生まれるな 「………1年!?」 男は機会を凝視に1年とわりとデカ目な音量で言い放った 「まじで!?だってお前未成年で……ならこいつ100引きとして……かあ~!お前馬鹿だな!長寿だったのに自殺なんざしやがって馬鹿じゃねえの!?」 男は突然上機嫌になったようで俺の背中をばんばん叩いてきた 地味に痛いんですけど 「よ~し……交渉成立」 「……は?」 「今からお前を元の世界に戻すからお前の自殺の根源…つまり自殺の原因になった奴を屋上か人気のないとこへ呼べ いいな?」 「……ちょっと待っ
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