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まず、この小説を開いてくださったあなたに感謝の意を申し上げます。
これを書くことになった大元のきっかけというのは私のクラシック好きなんですが、話すと長くなりそうなので割愛します。書きたいんですけどね。
学校の怪談ってありますよね。
大体は音楽室の絵の話があるんですけど、ああいうのって何でいつもベートーヴェンなんでしょうかね。やっぱり顔がいかついからでしょうか。
確かにショパンの目が動いてもバッハに夜通しピアノを弾かれてもあまり怖くはない気がします。
始まりとしてはそんなことを友人と話していて小説が書きたくなっただけなんですけどね。
所謂自己満足です。
一応調べるべきことは極力調べてから書いていますが、それぞれの作曲家の愛称については一番しっくり来たものを載せています。
なので史実とは違うかも知れませんが、是非ともご容赦下さいませ。
※作曲家のイメージが崩れると思います。悪い意味で。
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