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『…いいよ?』
八尋の指先が美羽の髪に触れる。
その指が更に頬をなぞって、首筋へ流れる…
八尋に触れられた美羽の顔は耳まで真っ赤で、触れた八尋の指先にその温度を伝える…
『あぁ、老けたなっ?』
『…なッ!』
その温度の訳を知ってか、知らずか…
いつもの調子で、美羽をからかう八尋…
『まぁ、冗談は置いといて…だ』
『うそだ~本音っしょ?』
『半分はなッ』
『く~ッ!』
『でも、髪は伸びたなぁ…もともとは長かったっけ…いきなりバッサリやったんだよな?あれはびっくりした。』
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