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そのころ……。
朱雀「気配がまったくないな…」
天一「匂陣たちの神気も感じないわ…」
2人は屋根を疾走しながら気配を探っていた。
朱雀「術者が結界をはったかもな……厄介だな…」
天一「……」
2人は手がかりがないかと注意深く探っていた。
玄武と太陰はというと……。
玄武「もう少し風をおだやかにしろ!」
太陰「玄武たらだらいないわね!」
玄武は風の中体制を整えるのに全力を向けていた。
玄武「誰のせいだ全く!」
太陰「なんですって!」
2人の言い合いはまだまだ続きそうだ…。
しばらくして言い合いをしながらも手がかりをさがしはじめた。
晴は今までの思考回路をたどり違和感が何か考えていた。
晴「…うむ……!」
晴のなかでいんじた違和感を探るため己に問い掛けた…いわゆる陰陽師の直感というものにだ…
[昌浩]
という名がかえってきた。
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