☆Ⅴ話

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そのころ……。 朱雀「気配がまったくないな…」 天一「匂陣たちの神気も感じないわ…」 2人は屋根を疾走しながら気配を探っていた。 朱雀「術者が結界をはったかもな……厄介だな…」 天一「……」 2人は手がかりがないかと注意深く探っていた。 玄武と太陰はというと……。 玄武「もう少し風をおだやかにしろ!」 太陰「玄武たらだらいないわね!」 玄武は風の中体制を整えるのに全力を向けていた。 玄武「誰のせいだ全く!」 太陰「なんですって!」 2人の言い合いはまだまだ続きそうだ…。 しばらくして言い合いをしながらも手がかりをさがしはじめた。 晴は今までの思考回路をたどり違和感が何か考えていた。 晴「…うむ……!」 晴のなかでいんじた違和感を探るため己に問い掛けた…いわゆる陰陽師の直感というものにだ… [昌浩] という名がかえってきた。
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