☆Ⅴ話

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晴「まさかの―………」 晴は困惑したようにつぶやいた。 だが、匂陣と六合が従う理由が他には思い当たらない。 しかし、昌浩は死んでいる、それは間違いない。 晴「生きていると…言うのか?…だが…」 晴はなんども呟き諦めたように立ち上がった。 騰蛇「晴?」 晴「貴船へ向かう」 晴は離魂の術を使い青龍と騰蛇を率いて貴船へ向かった。 主が貴船に向かったと伝わってきた神将たちは宏昌のもとへおり、騰蛇の代わりに護衛をつとめる。 瑠璃「クスクス…」 少女は去っていく晴を見て妖しく、美しく微笑していた。 瑠璃「ときは…満ちた…」 少女は呟き身を翻した。 姿は闇へと消えていった。
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