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「昌浩…」
「妖気が強くなっている…」
六合は昌浩を抱えたまま疾走した。
妖気に近づくにつれ空気が重くなっていく。
「ここでいい…」
六合は昌浩をおろし銀槍を構えた。
次々と妖怪がわいて出てきていた。
六合は次々と凪払うが数がなかなか減らない。
「チッ…」
昌浩はまわりを注意深く見つめていた。
「!オンアビラウンキャン、シャラクタン!!」
一点をめがけて述を放ったがそこにいた人に避けられた。
「クスクス…乱暴ですね…」
「チッ…藍杉…瑠璃…」
「お久しぶりですね…安倍…昌浩…」
その人は動きやすい丈の短い短パンに闇に紛れる黒いTシャツを着ていて黒髪を2つに結っていて赤い瞳の女性が刀を背負って立っていた。
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