☆Ⅵ話

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昌浩は慌てて六合を探した。 六合は銀槍を使い次々と倒していた。 だが、負けじと次々と敵も増えている。 「チッ………」 (このままだと…) 「よそ見は…禁物ですよ」 バチッバチッ…パリッン 縛魔術が粉々に粉砕した。 「破られたか…ッ」 昌浩は瑠璃を睨み付け、必死に頭を回転させていた。 「クスクス…いきますよ…」 瑠璃が地を蹴り斬り掛かってくる。 昌浩はとっさに右側に避け距離を保つ。 瑠璃は休まず斬り掛かってくるが昌浩は次々とほぼ勘、いや、無意識に避けていた。 六合は昌浩たちを見、昌浩のもとへ行こうと銀槍をふるうが、数が全然減らない。 「クッ……昌浩…」
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