高校2年生・冬
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そして私は何事も無かったように学校へ行く。 腕がひりひりと痛む感覚と格闘しながら 平然と笑い、授業を受ける。 腕が痛むのか心が痛むのかもう訳がわからなかった。 ただ今日、1つ決めた。 もう、あの家には出来るだけ近づかないと…。 教卓に立つ担任である若い数学教師が訳のわからない数式を書いていた。
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