甘い時間

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黄side 「章ちゃん!!」 「りょー!」 ギュウと抱き締めたら甘い香り 章ちゃんの匂い大好きやねん 「亮のドラマ…僕、絶対見るよ」 「おん。ありがと」 「でも…亮には奥さん居るんやんね」 俺に抱き締められたまましゅんと下を向く章ちゃん 「ドラマやんか、」 「……ん」 どうしたんやろか いつもはこんな事言わへんのに 「どうしたん?なんかあったん?」 「…おーくらが」 大倉…、あいつがまた章ちゃんにいらん事吹き込んだんか? 「おーくらがな、亮は結婚しとる役めちゃくちゃ喜んでたって言うねん」 ボン倉…あいつ、どうしてくれよう 「そんな訳あらへんよ、俺には章ちゃんしか見えへんって」 「…おん、でも…寂しいねん。でも…でもな!亮のドラマ嬉しいし見たいねん…矛盾ばっかりやの」 ずっと下向いたままで喋る章ちゃん 可愛いなぁ ,
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