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パイプオルガンは、風を送り音を出すが、音階が広く、色んな音を出せる。 それが、管楽器や弦楽器と混ざり合い、良い音になる。 パイプオルガンを弾いている人は、安形 夏美(あがた なつみ)。 大学生のピアニストで、音大に通っているらしい。 彼女の音は人の心の奥まで届く。 最初の演奏はそれはそれはひどいものだったが、一週、一週するごとに、物凄いスピードで上達し、一ヶ月位でプロに匹敵するピアニストになったと指揮者が言っていた。 しかしそれは一曲、一曲がそうなのである。 一曲完成させるのに、一ヶ月かかってしまうのが、悩み所だそうだ。
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