第三十三部

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夜ヰ刃『ただいまぁー…ぁぁ?』 だーれもいない 家に帰宅した夜ヰ刃は 少し残念な気持ちになった 時刻はすでに8時を過ぎていた 愁汰『お?誠十朗さんいねーじゃんか』 何気に愁汰も一緒である さっさと家に入ってくる愁汰に 夜ヰ刃は苦笑いしながら 居間に招く 夜ヰ刃『っ…ててて…つか家帰んなくていいのか愁汰?』 殴られた所を摩りながら 小さな炬燵に入る夜ヰ刃 愁汰『ん~?…んっ!!あぁ…、ん?あぁべつに大丈夫だろ。何ならケータイ貸してくれよ?』 首を一回グキッと鳴らして 炬燵に入る愁汰 笑いながら 電話を掛ける仕草をする 二人はテレビをつけて 炬燵でぬくぬくしている 愁汰『そういやさぁ?』 夜ヰ刃『なんだい?』 愁汰『押田ん家楽しかったか?』 夜ヰ刃『あぁ楽しかったよ♪』 愁汰『そっかぁ』 夜ヰ刃『うむ』 愁汰『晩飯まぁだぁ?』 夜ヰ刃『出すわけねぇだろWW!!』 愁汰『ですよねwwwww』 普通に飯食うつもりなのか 当たり前のように話す愁汰 急に笑ってしまいそうになる 話しの流れが とても和やかに見える そしてそのまま二人は しばらく雑談をしていた
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