第三十二部

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西野 『ぶはっ!!…ちぃぃ!!』 もろに腹に喰らっても 痛みに耐えて果敢に攻める 次は右足で膝蹴りを放つのだが 夜ヰ刃 『甘い!!!!』 素早くしゃがみ込みそれを避け 体を支えている左足を蹴り払う 西野 『…チッ!!まだまだぁ!!』 転ぶ瞬間に受け身を取りながら 彼も夜ヰ刃に足払いを行う 夜ヰ刃 『うぉっ!?』 夜ヰ刃が尻餅をついてしまった そこに間髪入れずに西野は 顔面に蹴りを放つ 夜ヰ刃はぎりぎりで腕で防ぐが 衝撃に押し負けてしまい 地面に後頭部をぶつけてしまう そんな中あぐらをかきながら 観戦していた愁汰が 眉間にシワを寄せて 怪訝そうに舌打ちをしている 頭にもろに衝撃を受け 痛みに少しもがく夜ヰ刃に 西野は躊躇なく追い撃ちをかける 馬乗りになり 顔面に目掛け連続でパンチ 必死に防ぐ夜ヰ刃の表情も さすがに辛そうになってきた
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