第三十五部

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結局仂牙の説教が延々と続き 夜ヰ刃達は食事を済ませて 帰る準備万端である 誠十朗『……………』 英俊『……………』 直立不動で反省中 仂牙『……………』 悪魔の様な含み笑いで 二人に冷たい視線を送る 源治『…おめぇら一体いつまでやってるつもりだ』 タバコを吹かしながら いい加減にしろといった 口ぶりで突っ込んでいる 愁汰『いい加減帰るぜ?俺は。』 眼帯を付け直し 腕の包帯も締め直し 苦笑いしながら 言っている 綾華『あらもうこんな時間?』 綾華の言葉につられて 皆が一斉に時計を見ると 夜の10時半を過ぎていた
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