第三十五部

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誠十朗『……それで?源さんは何か知らないっすか?』 誠十朗は厨房だけ 明かりの点いた店の中で 源治に質問していた 源治『…ふんっ、あの天間[テンマ]のとこのやんちゃ坊主がな…こんな老いぼれに聞くのは間違いだろう?若い奴らを当たるんだな』 源治は天間とゆう人物について 質問されていたらし 誠十朗『そう…ですね…』 彼が望む答えはなかったらしい 源治『……あぁそうだ、天間のとこの坊主だかわからんが。最近また龍坊や夜ヰ刃みたいなガキと違ってたち悪いガキが日野塚に来たらしいぞ。』 源治がふと思い出したことを話す 誠十朗『…たちが悪い…?』 源治『気に食わん奴らは全員半殺しになってるんだとよ。』 誠十朗『………全員…』 源治の言葉に 思い当たることがあるのか 誠十朗は静かに言葉を聞いていた
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