ルイ14世と王妃

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控えめな性格の窮姫ルイーズ・ド・ラウ゛ァリエールについつ王妃は『野に密やかに咲くスミレのような方』と、好意的な印象的な見方を、しているし彼女が修道院に入ってからも何度か見舞いにもでかけた。 しかし自分が王妃のように振る舞うモンテスパン侯爵夫人には嫌悪感を、いだいていたようだ。 王妃はルイ14世からかえりみられなかったためか、ほとんどの時間を使用人達と過ごし宮廷にでる事はほとんどなかった。 国王との間には3男3女生まれたが、長男ルイ王太子〔ルイ15世の祖父〕以外は亡くなり、王妃も1683年44歳の若さで死去した。 王妃をかえりみなかったルイ14世も王妃の死のさいには涙を流し悲しんだ。
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