名無しさんの作品

3/5
前へ
/23ページ
次へ
『思い出の日々』 君は覚えているだろうか ボクとキミが初めて出会ったあの頃を… ふとテーブルを見てみると一枚の手紙がある なんだろう そんなこと考えなくても分かってしまうよ… キミがボクに初めてくれた手紙 忘れもしない 君は恥ずかしそうに微笑みながら僕に渡してくれたよね ボクも心から嬉しかったよ 一度手に取ると 何故だろう 自然に涙がこぼれてしまう 内容は至って簡単な愛のコトバなのに… キミは行ってしまった まだボクには訪れることのない世界へ 何でボクは一緒に行けないのだろう キミをひとりにはしたくないのに ボクはひとりになりたくないのに… こう思う気持ちは悪いのだろうか キミをいつまでも好きな気持ちは罪なのだろうか… キミは覚えているだろうか ボクは決して忘れない キミといたあの日々だけは…
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加