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「まったく…。」
「あのぉ、かなめさん?」
「あ!はい、ではこちらへ。」
浦島様をあの部屋へ案内する。
「すいません。」
「はい?どうされましたか?」
「あの部屋って何ですか?」
「あぁ、あの部屋というのは・・・」
皆様もかなり気になっていたと思いますが、あの部屋というのは
姫様の趣味のものがすべて集められている部屋、
私にとっては地獄の部屋といっても過言ではありません。
なぜかと言うと…、やっぱり言うのは止めましょう。
思い出すだけで虫酸が走る…
「はぁ、そうなんですか。」
「まぁ、同じような趣味をお持ちだったらお楽しみできるとおもいますよ。」
「なんだか楽しみです!」
「そうですか…。あ、ちなみに私はその部屋に同行しませんので。」
「え?何でですか?」
「ちょっとトラウマが…」
「なんか大変そうですね。」
「ははは…」
そんな話をしていると、例の部屋についた。
その部屋の本来の使い方は客人をもてなす部屋だったのですが、
完全にそんな話を無視し、
姫の趣味部屋と変わっていた。
「姫様お連れしました。」
「入るがよい!!」
なんだか自信あり気だけど…
がらっ!!
「どうじゃ!」
そこにはコスプレ姿の姫様がいた。
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