Episode1:引きこもり乙姫様-浦島太郎-

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―30分後― ガタンッ!!バタバタ!! 「なんだか中が騒がしくなってきたな?」 ふすまをゆっくりと細く開ける。 「ちょっ!!姫様!!それは流石に…」 「よいではないか、よいではないか…」 ゴチンッ!! 「いったあ!!かなめ!!何するのじゃ!?」 私が姫の頭にげんこつをしたのである。 「何しているってこっちが聞きたいですよ!!何が、よいではないか、よいではないか…ですか!? あんたは悪代官か!?」 「だってぇ…」 「だってじゃありません!浦島様!!大丈夫ですか!?」 「まぁ…ははは…」 「簡単に何が起きたか説明しますと・・・」 ・姫様と浦島様が普通に談笑していた ・ちなみに浦島様は美形 ・姫様はこう思った 「そうだ!こいつは女装させれば似合うんじゃないか?」 ・姫様、浦島様を襲う 「といったところでしょうか?」 「ごもっともです。」 浦島様がこくこくと首を縦に振りながらいった。 「ちょっとまて!!それじゃ私が変態みたいじゃないか!?」 「ほぼそうでしょう。」 「なっ!?」 「夜な夜なゲームの中のおなごに可愛い、可愛いって息を上げながら言ってますし。」 「うぅ゛~」 「あ!すいませんでした。言い過ぎました…」 姫の目には涙が溜まっていた。 「もうかなめなんて知らん!!」 と言って部屋の外へ飛び出していってしまった。 「姫っ!?」
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