私は旅だってませんでした。

2/20
前へ
/40ページ
次へ
真理が死んでから、って言うか真理が俺の背後霊になってからもう2ヶ月がたった11月。 長はいつものように聖翔学園聖翔高等学校に向かっていた。 長の横に真理がいる。 「…ったくよぉ。本当お前この世に残った原因わかんねぇの?」 長がいつものように真理に尋ねた。 「んー…いくら考えてもわかんない。」 悩みながら真理は言う。 ちょっと嬉しそうに聞こえなくもない。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加