私は旅だってませんでした。
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「相変わらずガキみてーだな望月。」 ちょっとからかって見た。 「うるさい!」 と言うと同時に持っていた輪ゴムを長の顔に飛ばしてきた。 「うぉっ!テメッ、何しやがんだ!」 「やーい、おまえんち、おっばけやーしきぃ!」 「いや、それメイの台詞じゃないから、かんただから。 つかシャレになんねーんだけど。」 そこで真理が茗の鞄に何かあることに気づいた。 「…あれ?茗、その鞄になんかいない?」
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