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「ちょっーと待ったー!」
勢いよく早紀が割り込んできた
つーか今の会話聞いてたの?
「雅君はボクと結婚するんだよ!」
と早紀が抱き着いてきた
「やめんか」
「にゃっ!」
俺は早紀にデコピンをした
「あのー、五十嵐だっけ?タバコはばらしていいから、じゃ」
「タバコ?雅君タバコ吸ってるの?違法だよ!でも普通に法律を無視するクールな雅君もカッコイイ♪」
「お前はいちいちうるさい!」
「わかりました、タバコはいいません、ですから私と結婚してください」
「そのですからはなんだよ」
「藍ちゃん!抜け駆けはいけないよ!」
「なんだ?知り合いか?」
「まぁね、でもライバルに変わったみたいだよ」
小娘共がギャーギャーうるさいな
そのすきに教室に戻るか・・・
ガシッ!
俺はいきなり両腕を掴まれた
「待って[よ・下さい]!」
「はぁー、とりあえず教室戻りたいから・・・」
「だったらここでどっちと結婚するか今決断して!」
「どっちともしない、以上」
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