プロローグ

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俺『やっぱ、あの時リーチは無かったか……』 ゲーセンを出てからの帰り道。 さっきの麻雀ゲーの反省をしながら帰っていた。 いつもの長い橋を立ちこぎでチャリを飛ばしていると、長い川の隅にかなり大きなテントがあった。 『テント?野宿かホームレスか……』 普段ならなにも気にしないでそのまま通り過ぎでいたのだが、なにかがおかしい そう、テントの色だ 色なんて普通は気にならないだろうが、金。 金色のテントだった。 これを見ていてもたってもいられなくなった俺は、チャリを止め好奇心の向くままにテントの中を見た。
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