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『その年でクレリックとして冒険者やってんだ、ガキの頃から修行してなきゃ無理だもんな…』
『トパックはこれでも凄いのよ?』
『エル…これでもって一言余計じゃない?』
あまり誉められた気のしないトパックがエルに講義するも、エルは華麗にスルー。
『アンデッド系の下級モンスならほぼ一撃だし…補助系は大概使えるし。回復系は苦手みたいだけど…』
『補助系使えるのは助かるな。回復系は?』
『回復系は苦手で。ヒールとリザレクは発動率90%越えだけど回復数値が低め。キュアは無理…ってとこかな』
『まてまて…なんで広範囲のヒールが使えるのに単体のキュアがつかえねーんだよ』
『簡単だよ。苦手だから戦闘に有利な広範囲を優先して覚えたの。僕がヒールかけとけば、誰かがキュアでなんとかするでしょ?魔力消費激しいけど僕、自分にはマジックドレイン使えるし』
『なるほどな…』
『補助系…ドレイン系は全て自分のみで、解毒系は単体・全体可能。ステ上げ系は単体のみ短時間だけど…。』
『優秀だな…お前…』
『だから凄いっていったじゃない…』
『んー…でも、マジックドレインが他人に出来るようになりたいんだよね。なにかと便利だし…』
『確かにな…マジックウォーリアーなんか特に魔力無くなったら後衛に回るしかなくなるしな…』
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