題名のない物語

タール国ガラフ

『サーシャはファイターだよね？剣士？』

『そうでござる。剣技は父上に教わったでござるよ。』

『へぇ…』
『そうなんだぁ…』

大丈夫なの？と聞きたそうな双子。
実際に見てなければ、双子の気持ちが痛いほどわかるロック。

『腐っても勇者の息子…コイツの剣技、結構凄いぜ？』

『なんと！拙者腐るでござるか…まさか…呪いで』

『てめぇはアホか！？言葉のアヤだろ』

腐ってもサーシャはサーシャである…。