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『拙者はサーシャ…サーシャ・シドウと申す。あるものを探して旅をしてるでござるが…』
『あるもの…』
ロックがその言葉に、サーシャに向き直った。
『いらぬ揉め事で時間をとられるところでござった。ホントにかたじけない助かったでござる』
サーシャはロックに深々と頭を下げた。
『なぁ、サーシャ…良かったら話を聞かせてくれねぇか?』
その時すでにロックはサーシャの向かいに腰を下ろしていた。
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