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『びっくり偶然もそうだが…それより【タマタマヤキ】の事詳しく教えてくんね?』
『【タマタマヤキ】は数百年に一度ケタチの木の回りにしか咲かない稀な薬草でござる。ケタチの木が魔界と人間界の境にしか生えないといわれているでござるが…』
『希少価値のある薬草…か。あんまりうまくなさそうだな…』
ロックはなにか思案したように頷くと
『で、なにか手掛かりは?』
『それを探しにここまで来たんでござるよ』
『…手掛かりはなしかよ。ん~…港に行って船員当たる方がいいぜ。それじゃ…』
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