15人が本棚に入れています
本棚に追加
/108ページ
『とりあえず、情報集めるか…。』
『ロックも食うでござるか?』
サーシャは
目の前に並べられた大量の料理をモシャモシャ食べながら、その中からロックに一皿差し出した。
『おまえ…緊張感ないな…』
『腹が減っては戦はできぬでござるよ?』
『…だれと戦うんだ…』
『…さぁ?』
ロックは一抹の不安を感じつつ、手渡された料理に手を着けるのだった。
『…ていうか、サーシャお前金あんの?』
『んぐっ…』
『い…いや飲み込んでからにしろ?』
菖蒲亭の料金はさほど高くない。
だが、これだけの量だ。
駆け出しの冒険者が払える額ではなさそうだが…。
最初のコメントを投稿しよう!