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『これくらい、お安いご用ですよ。』
クライレスはそう言い残し、席を立った。
翌朝
『…。』
どうにも寝起きの悪いサーシャが寝ぼけて部屋を見回すと、ロックはまだ寝ていた。
『…。』
時間はまだ早い。
『にわとり…。佃煮がうまそうでござるな?』
確かに鶏は鳴いているが、佃煮は如何なものか…。
そんな突っ込みを入れる人はいないので、
サーシャは寝ぼけたまま、再び布団に潜り込んだ。
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