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それから暫くすると、ミクの清々しい声。
『お客さん。朝御飯の支度できてますんで~下に降りてきてくださいな~ッ』
『にわとりッ!』
ミクの声で勢いよく起きたサーシャ。
ロックはミクの声にも動じずに今だ夢の中である。
『ロック!起きるでござるよ』
それでも起きないロックの布団を捲る。
『…さみぃだろ…』
『ロック起きないとにわとりがいなくなるでござるよ?』
『鶏…?おめぇが追いかけてこい…俺は朝帰って来たんだよ…』
めんどくさそうにサーシャをあしらうロック。
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