15人が本棚に入れています
本棚に追加
/108ページ
程無く、サーシャはミラを連れて雛菊旅館へと戻ってくる。
『あら?ミラじゃない…。どうしたの?』
そっくりな姉妹はまるで鏡のように対峙していた。
『ん~ちょっと依頼だって。クライに頼まれてさ。』
『ふぅん?出掛けるの?』
『ううん。ちょっとお手伝いをね?』
『そっか。じゃぁ、帰りに厨房に顔出しなよ~。』
『解った~。』
姉妹の再会はアッサリ終わり、サーシャとミラは部屋へと入る。
『まだ帰ってないでござるな…。少し待ってほしいでござるよ』
『あ、うん。大丈夫だよ』
最初のコメントを投稿しよう!