タール国ステラ

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トルテ山から北へ向かうと、小さな集落のステラへ。 『部屋は空いてるでござるか?』 二人はステラにある小さな宿屋【寝屋】へとたどり着いていた。 『へぃ。たくさん空いてるんで好きな部屋を使ってくだせぇ。』 【寝屋】の主人ランドは快く二人を受け入れてくれた(商売だからね) 案内された部屋は質素ではあるが手入れがきちんとされており、一夜を明かすのには申し分ない。 ランドは朝食の時間を告げ、部屋の扉を閉めた。
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