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『そうでござったか…』
『まぁよい。偶然も実力のうちという。私に一撃を入れたおまえを契約者と認めよう。』
『まことでござるか?』
サーシャの右手に炎のリングが絡み付く…
炎はブレスレットとなり サーシャの右腕にはまった。
紅い宝石の付いたそれは淡い光を放っている。
『それは我が主の証。いつでも呼び出すがいい。サーシャ・シドウ。我の力をおまえに与えよう…』
そう言い残すとイフリートは再び溶岩の中に消えていった。
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