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「あああー!」
「なっ、何よいきなり! びっくりするじゃない!」
突然立ち上がり、叫びをあげた私。
ぎょっとする凛ちゃんにとりあえず謝る。
「ごめん凛ちゃん! でっ、でもー!」
「な、何よどうしたの!?」
「何が”王子様”よー!」
「はあ!?」
くやしいくやしい!
ものすごくバカにされた!
精一杯の告白を、鼻で笑われたっ!
足をジタバタさせてみても、昨日の記憶はますます鮮明になるばかりだ。
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