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【keyword;酷似】悲劇のマリオネット
毎夜毎夜 薄暗い部屋の片隅で 息を殺す様に
泣き続ける少女が ある日 ポツリと言いました
『貴方が恋した女の子に似せて 造られた私
どれだけ同質にしても あの子になれないわ...』
機械仕掛けの marionetteは 心から願うのです
叶うならば 総てが壊れ 動かなくなりたい
そして次に 生まれた時は 誰にも似てない
一人の少女として 恋した貴方に巡り逢いたいと
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