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「(だ、誰か助けて!!)」
心の中で何度も叫んだが声にはならない。
「亜美ちゃん。僕の物になってくれる？」
「………」
「返事がないってことは良いんだよね」
その時記憶が甦った。
さっきの暗かったお姉ちゃんは、もしかしてこの人にストーカーに遭ってたんじゃないのかって。
でももう遅かった。
あたしは見た目…いや全てがもうお姉ちゃんと変わらない。
きっとこの人に捕まってしまうのではないかと。
そう思っているうちに、目の前にあの人がいる。
「(あぁ…意識が遠退いていく…)」
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