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「そ、その~、薫が先帰っちゃうから、一人で帰ってるの!」
恥ずかしいからちょっと強めに言ってみた!
「ふぅ~ん」
薫がニヤニヤしながらで私をみる。
「だって遥、今日部活無いなんて言ってないじゃん!」
確かにそうだ。私はバスケ部に所属している。帰りも遅いから部活がないときだけ薫と帰る!今日は部活がある日、だけど薫と祐太君がほっとけなかったから、仮病をつかって休んでしまったのだ!
返事に困っていると、祐太君が「三輪さんも一緒に帰ろうよ!」と言ってくれた!
泣くほど嬉しかったけれど、我慢した。
「いいんですか?」
「うん!」
祐太君が笑顔で答えてくれた!
薫も渋々OKしてくれた。
やったー!尾行してみるもんだなぁ。一緒に帰れるなんて顔が緩んじゃうよ!えへへ。
あ、キモイと思われるから、ちゃんとしないと!
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