恋人

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「ねぇねぇ、うちの学校の人?」 薫は気になってしかたがないらしい。 「うん。そうだよ」 「学年は?」 「同じ、2年だよ」 「その人は可愛い?」 「うん!かなり可愛いよ」 「そっかぁー!」 薫の質問に笑顔で答える祐太君。 薫も笑顔で聞いている。 はぁ、かなり可愛い人なら私なんかじゃ絶対無理じゃん。 「じゃあ、おれここで帰るから」 祐太君が帰ってしまった。
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