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「大丈夫……だ……」
千秋は顔を真っ赤に染め、俯いて下を向き小さな声で呟いた後、俺から身体をどけて、
「お、お前も早く起きろ」
少し強い口調でそう言った後、そそくさと自分の席へと戻り、座ったのでした。
うーん、どうしたんですかね。
俺何かしましたかね。
納得できないまま立ち上がった俺に、
「きゃははは。ゆうとぉ、千秋に何かえっちぃ事したんじゃないの?」
ツインテールに結った髪を揺らしながら一人の生徒が話し掛けてきたのでした。
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